発表会に向けてたくさん練習すると弊害がでる話。

前回書いたように、私は発表会の時は必ずピアノで弾いたのを録音してるんですが、録音するって結構緊張しますね。いくら簡単と言っても、ピアノで弾くようにはできてなくて、バイオリンで弾きやすいようにできてるからピアノで弾くには弾きづらいのです。

だって、音がすごく飛ぶんだけど、バイオリンではちょっと移動させるだけでできるものを、ピアノでは下手したら両手使ってやらないと飛ぶ音には対応できなかったりするんです。一オクターブくらい飛びますよ。簡単に。そういうのがたくさんあるんだもん。

で、伴奏なんだけど、それも結構緊張します。あまり練習しすぎると、ちょっと間違えただけで修正録音しなきゃいけない気持ちになるんだもん。ほんとは弾けるからって思って。だから、ほとんど初見一発で録音か、初見でやってみて駄目そうなら二回目で録音。それくらいでやれば、ちょっと間違えたくらいはあんまり気にしなくなるし、集中力だって高まる。

練習を繰り返してると、いざって時に集中力散漫になるからね。それも、たくさん練習することの弊害。

なんかひどい話だよね。たくさん練習するほど弊害がでるなんて。

まぁピアノの発表会じゃないんだからそれでも音がとれればいい話で。

そこまで頑張ってバイオリン練習しても、本番では失敗するのよね…。大人だから緊張するのよ。子供だとあまり緊張しないから、さくさく弾けちゃう。子供にかえりたいなぁ。